管理術

まだ部下の教育に消耗してます?

この記事を読んでいる方は、おそらく部下をお持ちの方と思います。

で、部下を持つと必ずついてまわるのが、部下の「教育」や「人材育成」です。

管理職になれば、これも職務の一環になりますよね。

管理職にならずとも、経験を積んだり、後輩ができた時点で指導側にまわるなんてことはよくあることです。

そして、時に部下への教育や指導が自分の想定通りにうまく行かないと悩んだりするんですよね。

わたしはさほど悩むタイプではなかったのですが、それでも色々考え込んだ経験はあります。

よく考えれば、当然のことなんですけど、なんか無理をしてしまうんですよね。
自分の職務だ!なんとかしてあげないとって言い聞かせて。

このようなことに悩み、自分のエネルギーが消耗すると、私的な部分の活動エネルギー分まで食われてしまいます。

ですので、そうならないようなマインドセットが必要なんですよ。

かく言うわたしも、8人の研究員チームを率いることになったときには、みんなの仕事処理能力・スキルが上がるように、成長するようにあの手この手を変えて、チームハンドリングをやってみました。

結論から言いますと、

  • デキるやつは勝手に成長する
  • デキないやつは何をアドバイスしてもできないやつのまま

なんですよね。

上司がなんとかしてやろうなどと思わない方がよいし、やれることはただただ部下が困ったときにしっかり手を差し伸べること、なんです。

教えるのが好きで好きでしょうがない人はこの限りではありませんが。

子供ではなく、いい大人ですからね。

これくらいのマインドセットですと、職務を果たしながらも、しっかりと心と体の余力を残して業務を終えることができます。

仕事が終わった時点でのじぶんのエネルギーと時間をしっかり残しておかないと趣味や副業に力を注げませんからね。

では具体的にどのようなマインドで臨めばよいか、お伝えします。

あなたができることは部下もできるとは思わないこと

若いころわたしは、とにかく仕事は雑用でもなんでもできるようになっておこうと必死でした。

上からよく見られたいという気持ちがないと言ったら嘘になりますが、それよりもむしろ、自分が部下を持ったときに、なんだーできないのかよーって思われるのが癪だったからです笑

雑用から実務まで、先輩の中でできる人を見つけてスキルを盗んだり、読書してアウトプットしたりと色々やりました。

もちろんその分の成果も出せていました。

で、自分がこのようにしてきたから、そしてそのような経験があるからといって

部下も同じようにできるはずだ

と思ってはいけません。

実はこのようにできることは、自分でいうのもなんですが勤め人としては優秀な方なんですよ。

自分に対しては、

こんなことはできるの当たり前だ

とか

これが余裕でできれば、あれができる

などと考えたものなんです。

でもみんながみんなそう考えるわけではないのです。

この「緩められるところ」が40代になってわたしが成長した部分です。

大学生活でのアルバイトでどれだけスキルを習得してきたか、またどのような環境で育ってきたかが素地に影響しています。

わたしにできたんだからあなたもできるはずっていう意識はもたないようにしましょう。

われわれより上の世代はこのように育成されてきていますが、われわれより下の世代にこのマインドはほぼ通用しません。
武勇伝も語らないようにしてくださいね笑

「俺が昔の時はな~」ってやつです。

そのかわり、「こいつはデキる」って思える部下には節度を持ってガンガンいくのがよいです

「節度を持ってガンガン」のニュアンスとしては、自分と同じ感覚で、という感じです。

あなたが部下に要求することを、あなたが確実にできるんだということは一時的に示す必要はあるが、継続して見せる必要なし

基本的に指導者は、必ずしも自分が指導する内容をこなせる必要はありません。

名選手、名コーチにあらずということもあるように、できることと指導することは別物です。

では言ってるだけで何にもできなくてよいかというとそうではないんですよね。

まず、こちらが要求していることが実行可能であることは示しておいた方がよいですね。

「そんなこというならやってみてくださいよー」ってのが明らかに顔に出ます。

このように取り組めば、これくらいの精度と時間で達成できるという一例を示すことにより、では自分がやるにはどうしたらよいかということを考えるようになります。

この一例が上司側本人である必要がないということです。
ただし、自分が示せた方が説得力は上がります。

部下ができるようになるまではトントン拍子には行きませんので、ここからは見守ります。

ここでできない部下に対して、できるようにすることを押し付けてはいけません。

見守ります。

ですが、もし本人が考えたあげくに質問してきた場合には、フォローはしてくださいね。

継続して見せる必要がない理由

一度示すことができたら、毎度毎度それを示す必要はないですね。

理解してくれたら、いいんです。

継続してみせていたら、部下が戦意喪失した経験があります・・・。

ほどほどに・・・。

あなたができないことはこっそり克服しておくこと

自分が試したことない、経験がないことは指導できませんよね。

あ、すみません。できるようになる必要はないと前項でいいながらって感じですよね。

何がひっかかるポイントか、どのようにしたら克服できそうか、その辺のあたりをつけておくことは本当に大切なんです。

また自分の能力が及ばず、どうしても克服できない場合にはあきらめることもひとつの選択肢になりますが、できるようになっていた方が自分で仕事をコントロールできる範囲が広がります。

専門性を発揮するまでスキルを身に着けることは大変ですが、専門家と議論できる程度までは克服しておいた方がよいです。

自分の肌感覚にないことは、さわりすら伝えられないからです。

この弱点克服に関しては、こちらの投稿のように、時間リソースを選択と集中の観点から、よく考えないといけませんけどね。

弱点克服には二種類あって、完全に自分の仕事にかかわらないことには時間を割くべきではありません。

ただし、その弱点を克服することより、自分の強みが相乗的に強くなることは克服しておくべきです。

以上のことを頭に入れて、明日からの行動に活かしてみてください。

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