技術士二次試験の口頭試験対策として『技術二次試験口頭試験対策指南書』をKindleにて出版しています。
具体例だけはわたしの技術部門である化学部門に特化してはいますが、総合監理部門部門以外の全技術部門の口頭試験対策として十分な内容に仕上げてあります。
アンリミでも読むことができますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
Amazonの 内容紹介部分を掲載
以下には、Amazonの内容紹介部分を抜粋しておきますね。
2018年度の技術士二次試験口頭試験対策はこれでバッチリ!
総合技術管理部門以外は全部門に対応しています!!
口頭試験の鉄則を11ヶ条にまとめています。
また、わたしが受験生時代に作成した98の想定質問集および回答も掲載してます。
(回答の数は少し少なくなっています)
では冒頭「はじめに」から一部抜粋して紹介いたしますね。
1. はじめに(はい、ここからは一部を除いてKindle本に記載してある内容です。)
この本を購入されたということは、技術士二次試験の筆記試験が合格した方が多いかと思います。
まずは技術士二次試験の筆記試験合格おめでとうございます。
中にはまだ合格通知を手にしていないけれども、そろそろ口頭試験の準備を始めようと思っている方、口頭試験を意識しようかという方、または受験申込書を書いている時点で口頭試験のイメージを持っておきたい方などもいらっしゃるかもしれませんね。
さて、筆記試験の合格通知から口頭試験当日までの期間はおよそひと月しかありません。
筆記試験終了後から時間がかなりあったにもかかわらず、私は筆記試験の合格を知るまでは口頭試験の準備をまったくする気になれませんでした。
「筆記試験が終わったらすぐに準備した方がいいですよ」という先人のアドバイスを知りながらも、です。
ひょっとするとこれを読んでいるあなたも、受験生であった頃の私と同じかもしれませんね。
もちろん、私の予想に反してしっかり準備が進んでいれば、それはそれでよろしいかと思います。
もしこれから準備しようと思っているあなたは、いくばくかの不安があるかもしれません。
でも大丈夫です。
本書を読み込み、しっかり準備すれば、口頭試験も無事クリアできるように説明していきます。
(〜中略〜)
本書には、私が口頭試験対策で行ったこと、考えたこと、身につけたことを余すことなく記しました。
口頭試験に臨む心構え、私が気合いを入れて作成した想定質問集およびその回答、実際の口頭試験での質疑応答を掲載しています。
(〜中略〜)
なお私は、化学部門の技術士で、専門科目は化学装置及び設備です。
ですから口頭試験の実例に関しては化学部門の方、とくに専門科目が「化学装置及び設備」の方にはより参考になるかと思います。
とはいえ、自分の部門、専門科目に特化したものではなく、総合技術管理部門以外の方にも参考になるようにまとめております。
目次だけでも参考になるとは思いますので、さらりと目を通していただければと思います。
-目次-
1. はじめに
2. 技術士二次試験口頭試験の概要
3. 口頭試験の目的
4. 口頭試験の特徴
5. 口頭試験の重要なポイント
5-1. 業務経歴票の内容(技術士の仕事)を簡潔に説明できるようにしておくこと
5-2. 業務内容の詳細について、見出し通りの流れで説明ができること
5-3. 選択科目Ⅲの解答に関する説明ができること
6. 典型的な口頭試験の流れ
7. 経歴の内容および応用能力とは
8. 技術士としての適格性および一般常識
9. 口頭試験での鉄則11ヶ条
①口頭試験の場では、自分がすでに技術士(コンサルタント)であるとして回答すること
②審査官と議論しないこと(議論厳禁)
③業務内容の詳細を3-5分以内で説明できるようにしておくこと
④筆記試験で意図しないことを解答したり、間違った記述をしたことに気がついたりした場合は、訂正案を準備しておくこと
⑤質問の主旨を理解せずに回答しないこと
⑥質問されていないことには回答しないこと
⑦大きな声で滑舌良く意見を述べること
⑧近年の社会的話題をおさえておくこと
⑨自分の部門、専門科目に関連する一般的な知識や情報のおおよその数字を把握しておく
⑩技術士法と技術士倫理要綱の本質を理解し、条文等の一部は記憶しておくこと
⑪わからないことを質問された場合の自分をイメージし、その対応を練習しておくこと
10. 口頭試験対策の準備フロー
10-1. 筆記試験合格後から2週間以内に実施すること
10-2. 2週間目から3週間目の期間で実施すること
10-3. 3週間目から4週間目(試験当日)までに実施すること
<コラム>受験の動機はなんですかという質問に対して
11. 口頭試験当日のイメージトレーニング
11-1. 当日の流れ(受験会場到着後から)
11-2. 注意事項
12. 技術士二次試験口頭試験の私の実施例
13. 口頭試験後の所感
14. おわりに〜これから口頭試験に臨む方へ
付録-技術士二次試験口答試験想定質問集
1. 受験の動機・抱負
2. 技術士の処遇
3. 業務経歴・業務詳細関連
4. 専門性、優位性
5. 部門、選択科目の選定
6. 筆記試験関連―問題Ⅲ
7. 失敗例・成功例
8. 技術士法
9. 国際化
10. 義務と責務
11. 罰則
12. 技術者倫理
13. 公益確保
14. 説明責任
15. CPDとは
16. 一般質問
17. <TIPS>
あともう少しお読みください
もう少し記載内容に関して、情報を加えますね。
目次を確認して、「あ、こういうことでしょ?」とわかる方は、受験申込書作成時点で口頭試験のイメージがしっかりできている方ですよ。
合格に向けて良い感じに仕上がってきていますね。
続けます。
5の「口頭試験の重要なポイント」、とくに5-1、5-2は受験申込書作成指南書と内容的にはほぼ同じことを書いてます。
ただし、立ち位置が違うので、口頭試験よりの表現になっています。
5-3の選択科目Ⅲの解答に関する説明ができることは、新しい内容です。
7章、8章は根本的に理解しておかないとマズイ内容をまとめています。
9章は「口頭試験の鉄則11ヶ条」だけを目次にし、小項目は記載する予定はありませんでした。
しかし中を見るまで何が書かれているのかわからないのは、詳細を確認する以前の問題だなと思いまして、11ヶ条はすべて見出しにしました。
もちろん書籍の中では、意味がしっかり伝わるように詳しく書いていますよ。
10章では、時間の使い方、期間ごとに実施すべきこと、実施すべきことが終わった時点での口頭試験に向けた準備の完成度を記載しています。
11章で口頭試験のイメージを組み込んでもらい、12章では実際のわたしの口頭試験を再現。
おわりにでは、「わたしからのメッセージ」を書き添えています!
付録には、わたしが準備した想定問題集を編集なく(Kindle用の書式は修正しましたが)掲載しています。
98の質問の各カテゴリーの内訳を記します。
1. 受験の動機・抱負-10
2. 技術士の処遇-5
3. 業務経歴・業務詳細関連-13
4. 専門性、優位性-6
5. 部門、選択科目の選定-2
6. 筆記試験関連―問題Ⅲ-5
7. 失敗例・成功例-3
8. 技術士法-6
9. 国際化-3
10. 義務と責務-11
11. 罰則-2
12. 技術者倫理-7
13. 公益確保-13
14. 説明責任-1
15. CPDとは-8
16. 一般質問-3
実践的な内容になっているので、ぜひ参考に。
受験申込書の書き方はこちらの書籍にまとめています。