心理系

最終更新日: 2018.12.20

ある外資系コンサルタントファームから学ぶブラック企業の活かし方と遺伝的アルゴリズム

学びの宝庫

とある有名な外資系コンサルタントファームがあります。

M社としましょう。

このM社は入社して数年で転職するというルートが王道です。

ブラック企業体質があることは否めませんが、若いうちからめちゃくちゃ仕事をして、むちゃくちゃ高い月収をもらいながらコンサルスキルを身に付けてみんな巣立っていきます。

逆にM社で長い間勤務している人は一部を除き、能力の低い人である可能性が高いようです。

・・・と、そんなようなことがM社出身者の著書に書いてありました。

能力のある人は1億円の年収もらっても起業すると。

でと・・・。

こんなM社のような企業は、日本の一般企業の代表サンプルとしては不適ですよ。

どう考えても、一般企業モデルじゃないですよね。

こんな企業をブラック企業の例としてあげては、こき使われて給料が安いブラック企業の人が昇天します。

全然参考になりませんし、参考にしてはいけません。

まー3年でやめると決め打ちで勤務するなら、M社ならひとつの選択肢ですよね。

学びは大きいでしょうし。

外資系でしっかり成果を出してる人はサクっと転職して食いっぱぐれることはないでしょうね。というのも、そのような能力がしっかりついた時が転機になっているからです。

ま、このようなことができるのは一握りの人ですよ。
わたしを含め凡人が参考にしてはいけません。

そんなM社ですから、人材の入れ替わり、すなわち代謝も高いレベルを保持していますよね。

こんな代謝は、系内のイノベーションと捉えることもできます。

イノベーションからの遺伝的アルゴリズム

イノベーションは、創造と破壊、スクラップ&ビルドなどいろいろな表現ができます。

なんか細胞の成長と似ています。

遺伝的アルゴリズムではないですが、優秀な因子だけを残すように淘汰させていき、そこにひょいっとミュータントを作用させることで、種の成長を促す、そんなプロセスが必要です。

この成長の過程ないしは新しいチャレンジの過程においては、うまくいっている事、いい因子を足枷の対象にするのではなく、優秀な因子としてできるだけ残しつつも、考えや偏りが起きないように他の要素(異分子)を作用させて現状打開するようなアプローチが好ましいです。

コミュニティの形成も長い時間をかけていくと、良質な人材が残っていきますが、そうなると偏った考えの人ばかりが集まる集団が形成されるので、たまに、異質の考え方をもった人の投入が必要になる、にも通じるところがあります。

こういう変化は、能動的に起こしたいですね。

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