技術士試験に挑戦しない人のほとんどは、この技術士試験は対策の立てようがなく、実は何年勉強しても『受からない試験』なのではないか?って思っている人なのではないでしょうか。
その思いを払拭させられるように、気軽に試験に挑戦できるようにマインドセットをまとめていきますね。
技術士資格はカリン塔の超聖水のようなもの
技術士資格は、例えるならば、カリン塔の超聖水です。
この例えがまったくわからない方は、ぜひ『ドラゴンボール』という漫画を読んでくださいませ。(ここでは、わかる人ということで強引に話を進めます。)
むちゃくちゃ高いカリン塔を登ることと、カリン様から超聖水を奪う試練こそが技術士試験に相当します。
技術士資格そのものは、この超聖水と同等で、その資格自体はなんの効力を発揮しません。(ただし、総合監理部門と建設部門は除外です。その理由はここに記載しています。)
わたしはドラゴンボール世代なので、この例えが実にしっくりきます。
この「超聖水」の中身は、実はただの水で、これをカリン様に飲ませてもらっても主人公の悟空まったく強くはならないのです。
やっとの思いで悟空がカリン塔を登り切ると、なんとカリン様は悟空を蹴落し、また塔を登るはめになります。
落とされた悟空は、ちくしょーと文句を言いながらも、二回目にかかった時間は1回目よりも短い時間で登れてしまいます。
この登り降りは、試験対策のTry&Errorですね。このような過程を通じて、悟空は鍛えられています。
その後は、すばしっこいカリン様から超聖水の入ったポットを奪う修行があるのですが、この過程でも同様にして鍛えられます。これは口頭試験対策でしょうか・・・。
最終的にカリン様から超聖水を奪い、それを飲むことができます。つまり、技術士資格の取得ですね。
この記事を読んだ方は、ぜひ「カリン塔」に登り、超聖水を飲みましょう
技術士資格を取得するために学習することは、技術士になること以上に、今後の色々な場面に役立つ可能性があります。
どんな可能性だ?って思った方はこちらを読んでみて下さい。
まず本人にしてみれば何らかのプラスのスキルが身につく可能性があります。ひょっとすると世の中に貢献する技術士になれる可能性もあり、そうなると社会が潤います。
だからね、ま、不合格でもいいじゃないですか笑
最終的に、超聖水が飲めなかったとしても、それまでの訓練、カリン塔に登り、カリン様に鍛えてもらえば、技術者としての質は相当向上します。
マイナス面はないですよ。ただし、真剣に取り組むことは最低限の前提条件です。
強いていえば、マイナス面は時間と幾分かのお金が必要でしょうかね。ま、悟空も常に時間をかけて修行して強くなっていますから、そこは割り切りましょう。
そして、時間とお金の浪費にならないように真剣に取り組めば良いのです。
半年という短い時間でいい学びをすることができますよ。
とにかく受験者数を伸ばすことが必須
なんでこんなに技術士試験を推しているかというと、将来有望な技術者を世の中に多く輩出して,科学技術の発展に貢献してもらいたいからです。
わたしの技術士資格を取得した理由でもあります。
今まで世に多大な功績を残した技術士は、何人もいるはずです。ですから技術士が増えれば、世の中がよりよくなる確率が上がるはずなんですよ。
でも、なかなか技術士の数は増加しません。いや確かに年々その数は増えてはいますが、ペースが遅いので、世になんら大きな変化をもたらしていません。
大きな変化を起こすきっかけとしては、まず受験者数が増加しないことには難しいですよね。合格率は、全部門で大局的に見れば、およそ15%ほどで大きく変わっていませんからね。
受験者数の母数が増えれば、合格者絶対数も増えるはずだという算段です。
これを読んで受験を決意した方に対して、合格するための徹底的な手厚いサポートをするってなると、ミッションが重過ぎますし、片手間にやるのも時間的に厳しいです。
これらくいの微々たるサポートで。
学習する時に外せない注意点をまとめておきました。