技術士資格も取得するメリットについては、若干精神論も入りましたが、こちらの記事にまとめています。
今回は別の切り口で、そのメリットなるものを伝えてみようと思います。
「お金を稼ぐ」以外の資格取得メリットを見出そう
「お金を稼ぐ」という観点では、近年、資格を持ってるだけで稼げるようなゴールドライセンスはないですよね。
独占業務がある弁護士や医師の方も、一昔前よりは色々苦労しているは思います。(詳しく書けませんが・・・)
技術士においては、独占業務がない分、ことさら有利なことは特にありません。特別な優遇措置もありません。(建設部門除く)
それでいて、試験自体は簡単ではない部類に属します。
費用対効果をつい考えてしまい、他のことに時間を投じる方が良さそうだと思いがちです。
しかしですね、この試験は、もちろん合格するに越したことはありませんが、その学習過程でも十分価値があるのです。
というのも、将来求められるであろう能力を醸成することができるからなんです。言い換えると、、技術士の職業特性が、将来生き残る可能性が高い資質を求められているからということになります。
知識や経験の蓄積量に依存するわけではなく、未来志向型の特性があるということなんですよ。
ですので、専門的な実務経験と実績に裏打ちされた信頼だけでなく、周囲も先導する指導力や未来を読む力など有しているとみなしてくれます。このポテンシャルを有していると周囲に思ってもらえる可能性があるわけです。
資格ホルダーは若年化している
最近では、年配の技術士ではなく、若手(30-40代)がだんだん増えてきています。
技術士の試験が、経験や知識量を問う性質のものであれば、年寄り(50代以上)が有利なのは自明なので、若手の合格数が増えていくこともないはずです。
何が問題なのか、そして何を課題に設定すべきか、どのように課題解決していくかということを考えられる人なのか、ここが試験で審査されるわけで、これには年齢や経験は関係ないわけですね。
技術士は、将来生き残る士業のうちの一つなのです。
今後AIが発達してきて、色々な職業が淘汰されていくと予想される中、わたしはひょっとすると技術士が残っていくのではないかと思っています。
ただし、今のままでは全然ダメです。
話になりません。
改善は必要です。
今、まだ受験に対する「断固たる決意」ができないあなた、大丈夫です。
前進しましょう!
この年末から年始にかけての期間がもっとも決意を新たにやすいです。
今、受験するかどうか悩んでいる方、ぜひ以下をお読みくださいませ。
なお、現在の技術士の実情がよくわかるのはこちらの本です。
一般向けの書籍なので、色々オブラートに包んだ表現が多いのは否めませんが、まーまーよい本です。
技術コンサルタントとして独立開業して年間1000万円稼ぐ方法 [ 高橋政治 ]
詳細はこちらを参照願います。