今回の投稿は以下の記事の続編です。
ボディメイク開始!まずはできるだけ短期間で体脂肪をそぎ落とす!
体脂肪カット!1日の摂取カロリーを1700-1800kcalに調整した後の推移
上3つの投稿の要約
- 目標としていたトライアスロンのレースが終了し、日本で好きなものを好きなだけ食べた
- 1週間ほどで体脂肪を2-3kg身にまとった
- 帰国後、筋トレを開始すると同時に、1日1200-1300kcalの食事に切り替えた結果、一時的に増加した体脂肪は除去できた
- ただし、1日1200-1300kcalの食事というのは、わたしの体格に対して1日の摂取カロリーが低すぎるという指摘をパーソナルトレーから受け、摂取カロリーを1700-1800kcalに変更した(標準的には2,500kcal程度は必要なので、これでも少ない設定であった)
- にもかかわらず、体重は増加傾向である(内訳:筋肉が成長、体脂肪変化なし)
と、こんな流れになっています。(詳しくは各投稿をみてください)
ここからが今回の内容になります。
自分の体重/体組成の変化と、食べものの種類やその摂取量の相関がどうしても理解できません。
わからないので対策も講じるのが難しい状態です。(半年前も同じ状況でした)
そこで、自分の体の変化を1日単位で確認することにしました。
表題と矛盾するようですが、矛盾しません。
今日はこれを食べたから増えた、今日はこれを食べたから減った、というように体重の変化と食事を結びつけたいのです。
増えた減ったのが問題ではなく、その動きがとにかくわけわからないことを問題視しています。
そのためには、まず体組成計の精度自体を確認しておく必要があります。
絶対的確度を求めているというよりも「ばらつき」の度合いを把握しておきたいのです。
ということで、実験しました。
体組成計の精度確認
数日前に、10分間で10測定を行いました。
この短時間であれば、わたしの体自体は変化がないといっていいでしょう。
この変化のない体に対して、測定値がどのように示したかを確認しました。
その結果が下表になります。(統計解析までは行っていません・・・。)
体重
ほぼばらつきありません。
体脂肪率
最大で0.7ポイント差
筋肉量
最大で0.5ポイント差
体内水分率
最大で0.9ポイント差
体脂肪率、筋肉量、体内水分率は、中央値と平均値に乖離があるので、ばらつきが正規分布になっていません。(この2つがほぼ一致していれば、検出された値が高い確率でこの体組成計での真値に近いと思えたのですが)
体内水分率は筋肉量は正の相関があり、体脂肪率は体内水分率と負の相関がありますので、これらの数値を個々に扱ってよいのかは甚だ疑問です。
そんな疑問はありますが、今回の実験でいえることは、体重はばらつきなし、筋肉量、体脂肪率、水分量は0.5-1.0ポイントくらいで数値がばらつくので、この範囲でなら自分で説明がつく都合のよい解釈を差し支えない、といったところでしょうか。(論文だすわけでもありませんので笑)
もっと砕けた表現しながら、まとめます。
まとめ
・体重はどんなに増減していてもその変化分は正しいので、そのように事実認識を行うべし(あくまで相対的な比較として)
・筋肉量は1日で大きく変わるはずがないので、あまりに変化が大きい場合には実験結果を参考にして、適度に自己補正して理解する
・体脂肪率は体内水分率に大きく影響しその変動性が高いので参考程度に留めながらも
先のばらつきの範囲を超えている場合にはその理由をよく考えるべし
色々な体組成計があり、メーカーや機種によってサンプルデータが異なり、体組成の値は同じになりません。
大事なのは、自分の体組成計の精度とばらつき具合を確認しておくことですね。
ではでは。