日本語のニュアンスと英語の表現が一致しない例になります。
「希望している」ときたら、hope / be hopingと書きたくなります。
しかし、状況によりこの表現が適切でない場合があります。
クライアントの田中様が今週の金曜日に契約の最終確認を希望しています。
作文例
Our client, Mr. Tanaka, is requesting to review the contract together one last time this Friday.
わたしの作文
(A)One of clients, Mr./Ms. Tanaka, is (B)hoping for the final check of the contract this Friday.
添削結果
(A)Our client, Mr./Ms. Tanaka, is (B)asking for the final check of the contract this Friday.
<解説>
(A)”クライアントの一人”ではなく”クライアントの”とありますのでourで十分です。
(B)ここは”求めている、要求している”とかみ砕いて表現したほうが自然でした。
日本文で「希望している」となっていても、そのままbe hopingだと自然ではないわけです。
念のため英英辞典でhopeを調べますと
to want something to happen or be true and to believe that it is possible or likely
であり、対象が契約書の確認の場合、少し大げさな表現になってしまいますね。
確かにask forの方が適切です。
ではでは。
前の記事へ>>> Recently / Latelyの違い Vol.62
いままでの英作文をカテゴリー別に整理してます。>>英作文のコツ 記事一覧
こちらがわたしの鍛錬サイトです。
英作文のフルーツフルイングリッシュ
Review記事は、英作文添削サイト「Fruitful English(FE:フルーツフルイングリッシュ)」のいいところ、悪いところをまとめてみました!を参考にしてください。
英語を話す力も鍛えたい!そんな方は・・・
Engish Bell(イングリッシュベル)のDMEでスピーキング能力を覚醒させる試みを開始しています!のReviewを参考に。