FTP

最終更新日: 2020.01.4

スイムトレーニングのガーミンによる心拍データをトレーニングピークスへインポートする方法

スイムトレーニングの各心拍ゾーンとトレーニング時間をトレーニングピークスで確認しようと思ったんですけど、五島のロングトライアスロンレースでの実績データしか取り込まれていないことに気がついた時のことです。

Garmin connectでは心拍データを取り込んでいるのに、なぜトレーニングピークスにデータが反映されないのか疑問に思いました。

調べた結果、その理由および対策がわかったのでまとめておきます。

わたしはGarmin735xtjを使用しておりますが、他の機種であってもHRセンサーTriを使用していればおそらく同様の対応でよいと思います。

理由

Garmin735xtjとHRセンサーTriを使ってスイムのワークアウトを行うと、心拍データはHRセンサーTri内に一旦格納され、ワークアウト終了時にHR-Triから心拍データをダウンロードすることでGarmin735xtjに保存されます。

この時点で心拍データはGarmin735xtjに保存されることになります。

次にこのデータをGarmin connectに転送もしくは同期する際、ここでも問題なく全てのデータが同期されます。

Trainigpeaksを利用している方はGarmin connectとの自動同期にしていると思いますが、この際、OWS(屋外スイム)の場合はTCXデータとして、プールスイム(屋内スイム)の場合はFITデータとしてTrainingpeaksに同期されます。

そして、TCXデータは心拍データを有しており、FITデータは心拍データを有しておりません。

これがプールスイムのデータにて、Trainigpeaksで心拍データを確認できない理由になります。

対策

まず、PCのGarmin connectからあるスイムのワークアウトをTCXデータとしてエクスポートします。

そのエクスポートされたファイルをTrainingpeaksでインポートすれば、心拍データが取り込まれ、心拍ゾーンのDurationの確認およびその集計が可能になります。

注意点

ただし、いくつかの問題点がありますので、それを理解しておく必要があります。

こちらがオリジナルのデータです。

こちらがGarminにてTCXでエクスポートしたデータをTrainingpeaksでインポートした結果です。

TCXデータのDuration(トレーニング時間)は、トレーニング開始からトレーニング終了までのトータルの時間としてみなします。
つまりレスト時間も含みます。

移動距離は、ワークアウトで泳いだ総距離になります。

強度(IF)算出に用いられる平均ペースは、総距離/Durationで計算されるので、実際よりも遅いペースになります。
したがって、低いIFになります。

sTSSは100 x Duration(hrs) x IF^3で計算されますので、IFの項の変化の効き方がDurationが長くなる影響よりも大きく、その結果sTSSが小さく見積もられてしまいます。

心拍データはトレーニング時間における連続したデータとして保存されることになります。

ただし、レスト時の心拍データと泳いでいるときの心拍データの区別はつきません。(これがもどかしい部分でもあります。)

OWSがTCXデータでもIFやsTSSに問題がないのは、ほとんどの場合レストを入れないからです。
特にレースデータはそうなりますね。

海の真ん中でレストを取った場合は、タイムが長くなることで平均ペースが下がることになるので、この場合も正しく計算しているといえましょう。

一方、FITデータではプールスイムにおけるインターバル間の時間、つまりレスト時間は除外されます。
泳いだ距離は、25mもしくは50mプールでの往復回数にてカウントされます。

この距離と正味泳いでいる時間から平均ペースおよびIFが求められます。
これらを用いると正しいsTSSが求められます。

トレーニングピークスでのデータの融合

トレーニングピークスではTCXデータとFITデータを融合できるのですが、現時点では心拍データのみTCXデータを引き抜くような都合のよい融合ができないようです。

説明します。
このようにひとつのワークアウトに、複数のデータファイルを取り込むことは可能です。

また、二つのデータを共存させると、ワークアウトデータも重複してしまうので好ましくありません。

特にTSSのデータが重複カウントされてしまうのが問題です。

まとめ

今思えば、スイムトレーニングはスピードゾーンだけでトレーニング負荷管理をすればよいと思っています。

わたしは、せっかく測定しているデータが分析に使えないのもなんだか違和感があり、調べてみたわけです。

実用的には用途に応じて、どちから片方だけを使うようにするばよいかと思います。

将来的には、FITデータで心拍データが同期されるようになるとよいですね。

ピックアップ記事

  1. 受験申込書作成コンサル
  2. トライアスロンとパワーリフティングとボディメイク、どれにも活かせる筋トレを目指す…
  3. わたしが技術士の資格取得を目指した理由
  4. ベンチプレスの重量が伸びないのは、トレーニング頻度が少なすぎるから
  5. 英作文添削サイト「Fruitful English(FE:フルーツフルイングリッ…

関連記事

  1. FTP

    20分間のFTP測定に失敗する(心が折れる)人のためのFTP設定方法

    FTPの測定方法は、パワートレーニングバイブルに書かれている「5分全力…

  2. ロングトライアスロン

    ロングトライアスロン大会に向けた持ち物リストまとめ

    ロングトライアスロンレースに必要なアイテムを一覧表にまとめました。一部…

  3. FTP

    ロードバイクによる心肺機能を向上させるトレーニング

    昔、腰痛を患った時、ランニングでは心肺機能向上トレーニングができなかっ…

  4. ロングトライアスロン

    ロングトライアスロンを完走するために必要なトレーニング時間はどれくらいか

    ロングトライアスロン初心者が、アイアンマンレースにエントリーするんだ!…

  5. VO2

    Garmin watchの「VO2MAX」の解釈の仕方を考えました

    VO2MAX(最大酸素摂取量)とは、1分間に体重1kgあたりに最大何m…

  6. ロングトライアスロン

    ロングトライアスロンの補給トレーニング-ノンストップ130km走で確認したこと

    ロングトライアスロンのレースに向けて、補給のトレーニングと検証を行いま…

無料メール講座

ふとした思考や行動

  1. 副業

    サラリーマンが副業で稼ぐためにマーケティングを学び始めてから身につけたセールスに…
  2. 技術士

    受験申込書作成コンサル
  3. 副業

    サラリーマン技術士は「収入のポートフォリオ」を構築しよう
  4. 英語

    English Bell(イングリッシュベル)のDME、5ヶ月でようやく2冊目終…
  5. 技術士

    わたしが技術士の資格取得を目指した理由
PAGE TOP