シンガポールのコンドミニアムには、たいていの場合、エアコンが設置されています。
故障した場合は、おそらくオーナーの費用で買い換えてくれるものと思います。
というのも、わたしが住み始めて1ヶ月くらいで乾燥機が動かなくなったのですが、それをエージェント(オーナーとの仲介役)に伝えたところ、オーナーが洗濯機と乾燥機セットで新品に買い換えてくれることになったのでした。
今日はエアコンに関するプチトラブルについて、2つの話題をシェアします。
シンガポールのローカルエアコン掃除会社の実態
コンドミニアムに設置してあるエアコンは、所定のエアコンメンテナンス(掃除)会社と契約し、定期的にメンテナンスすることがTenacy Agreement(賃貸契約)に含まれいているらしいのです。
この掃除会社には、年間400シンガポールドル支払わなくてはなりません。
3ヶ月に1回掃除がくるので1回あたりなんと100シンガポールドル、日本円にして約8000円です。
エアコンは、トータルで5台設置してありますので、一台あたりにすると1600円です。
しかし、メインで使っているのは3台で、一台あたり2500円ほどになりますので割高と思っています。
頻度を半年に1回にし、その価格も半額にするくらいでいいと思います。
こんな背景で、これからが本題です。
昨年4回のうち2回は約束を反故にされています。
予約していた時間に掃除人が来ないんですよ。
一回目のときに、本部に散々文句をいいました。
確か電話だったと思います。
超無駄時間発生しましたからね。
その次(3回目の掃除)はOKだったのですが、最後の回、つまり4回目でもう一度ありました。
今度はメールにてComplain書きまくりました。
もちろん、文章は丁寧です。
貴社の仕事に関する管理能力にがっかりさせられることは、今回が初めてではありません
のような感じを英語で伝えてます。
わたしの静かな怒りが伝わったのか、すぐに連絡ありました。
時間にルーズなのは、シンガポールに住む人には結構多いらしいです。
(シンガポーリアンと書かないのは、必ずしもそうではないからです。)
この話は、シンガポールで美容室を経営している人に聞きました。
シンガポールの人はみなさん、遅刻が当たり前ですと・・・。
しかし、「約束を破る」は、なかなか経験できません。
連絡もなしです。
そもそも、そのメンテナンス会社の素性を事前に知ることなく、選ぶ権利もこちらになし、そのサー
ビスの質に満足していないのがベースにありきの、連絡なしの掃除約束すっぽかし、が2回ですからね。
やれやれです。
もうひとつはですね。
彼ら二人組みで来るのですが、スリッパを持ってきません。
そして、玄関の外で靴をぬぎ、外の汚れを足の裏につけてから、部屋の中を歩きまわります。
Again、
玄関の外で靴をぬぎ、
外の汚れを足の裏につけてから、
部屋の中を歩きまわります。
わたしは、メンテナンス時間30分の間、そのことが気になって気になってしょうがありません。
エアコン掃除した後は、ホコリやゴミが床面に落ちているので、それは掃除機で吸っていきますが・・・。
これは、当の然でございます。
あ、そうそう、その掃除機は屋外をガラガラ走り回っていました・・・。
屋外を東奔西走して大活躍している掃除機の車輪が、我が家を縦横無尽に走り周ります。
彼らが帰ってからは、クイックルワイパー(Wet)でフキフキ掃除が必須です。
要約しますと、掃除をしてもらって、掃除するということになります。
お金はこちらだけが支払っています。
念のため、彼らを擁護すると、一応エアコンはきれいになっています(と思いたい)。
(Checkした項目も何やらメモされています。)
まとめ
・シンガポールのコンドミニアムは、エアコン掃除会社と年間契約しなければならない。(たぶん)
・このコストパフォーマンスは、どちらかといえば悪い
・時間に極めてルーズ、50%はすっぽかし、残りはたいてい遅刻(by 実績)
・エアコン掃除をするかわりに、フローリングをなんとなく不潔にして帰る
この情報を知らないと、何回か怒ることになります。
知っていれば、そんなもんかなと少しだけ穏やかになれます。
これはグローバルスタンダードではないではないはず。
ではでは。