トライアスロン

最終更新日: 2020.01.4

ロングトライアスロンに向けたトレーニングのPDCAについて

五島トライアスロンに向けたトレーニング週報をまとめました。残り17週から、つまりレース約4ヶ月前からのトレーニングの軌跡になります。

これを読み進めるにあたり、TSSの用語がよくわからない方、どれくらいの疲労度なのか感覚的にわからない方はこちらをご覧ください。

残り17週。腰痛をごまかしながら、なんとかトレーニングした時期

計画500TSS(表示なし)のはずが、300弱と未達。

腰はまだ痛むのですが、これから先はトレーニングをやりながら徐々に回復を待つしかない時期でした。

CTL低下への不安を感じる

昨年10月にはCTLが70が30まで低下しました。
6月までにCTL80を目標にしているのですが不安でしたね。

IMG 3103

残り14週。疲労が増えた分だけトレーニング効果があるわけではないことに気がつく

Overall

ようやく腰痛が回復したこともあり、Bikeに乗る量を増やすことができました。
通勤時のBikeを遠回りすることにより、40kmの距離と、TSS100を得られることがわかりました。

強度を上げた場合、速度が増すことにより時間が短縮されるため、TSSとしては高強度と低強度でほぼ変わりません。
しかし心拍数領域が変わるので、GarminのTraining Effectは変化します。

つまり、疲労の蓄積具合とトレーニング効果は必ずしも一致せず、それをしっかり把握しながらトレーニングを行わないといけないということです。

Bikeで調整したこと

サドルの位置を1cm後ろにずらしてみました。

前乗りにするためにサドルを前に出していたのですが、ペダルへの体重の乗りがまだよくなっていないため、これを改善する目的です。

TTバイクではなくロードバイクなので、ポジジョン合わせに難航しています。
この調整は継続して行います。

Runはまだ無理をせず、距離稼ぎ程度にとどめた

ブリックランだったのですが、ものすごく下半身が疲労していたため、数kmで終えてしまいました。

故障リスクが一番高いので、この時期(3月中)はゆっくり距離を踏むことだけを考え、瞬発力、筋持久力、心拍はBikeで刺激することにします。

Swimは肩周りと腰周りの柔軟性が必要と再認識

柔軟性を戻しながら距離を伸ばしていかないといけません。

残り13週。トレーニング時間が圧倒的に不足していることに気がつく

Oveall

TSS650を予定していましたが、実績588と62下回りました。

先週の月曜日を回復日にしたことと、思ったよりBikeでの疲労がたまり、平日のトレーニング負荷をあげることができませんでした。

日曜日のRunの後、インドアバイクで62稼ぐこともできたとは思いますが、無理してマイナス分を補ってもいいことにはならないので、そのままFinishにしました。

Bike 実績200km 神経系トレーニングとして高ケイデンストレーニングを実施

その結果、最高ケイデンス183rpmと記録更新しましたね。

徐々に心肺機能と筋力が戻ってきています。

次回から高強度トレーニングを入れてみたいと思います。

Run 実績21km 足にダメージが入る走り方(接地時間が長い、足の着地点が体前方)になっている

そのため、1回の練習の距離をなかなか伸ばせません。そのようにスキルがない時期は、スピードよりも、ゆっくり長く走っても脚が痛まない脚作りに専念することが大事です。

15-20km走っても、翌日軽く走れるくらいの脚になったら、スピードトレーニングを入れる予定です。

Swim 実績300m

Swimの練習量が不足すぎて、不安が最高潮でした。

BikeとRunのトレーニングペースを維持しながら、身体負荷が下がるのを待ちつつ、Swim練の質を戻さないといけません。

残り12週。 バイクとランの距離を少しずつ伸ばすことができています

この頃には腰痛のため2ヶ月間練習がまともにできず、予定よりも調整が遅れ、焦る気持ちをコントロールしながら日々を過ごしています。

予定700TSSに対して実績823TSS、Durationも12:30としっかりトレーニングして終えることができました。

 

 

バイク 258km TSS 623 Duration9:40 距離を徐々に伸ばしました

TSSベースを上げるために、バイクの距離を伸ばすようにしています。
強度は少し下げていますが、負荷としては上がる方向にいっています。

ラン 17km TSS 117 Duration 1:50 低強度で距離を伸ばしました

ランも少しずつ距離を稼げるようになってきました。
バイクの負荷を上げている分、少し身体がきつめなのですが、低強度で少しでもラン耐性を作り、4月にはランも高強度を入れていきたいと思います。

スイム 0.7km TSS 28 Duration 0:14 変わらずトレーニング不足でした

明らかに練習が不足しています。
現時点での本番への不安は、スイムのクリアです。

今となってはスイムは、とにかく体力をできるだけ温存してクリアするのみ。
タイムは気にしておりません。

しかし、今のままだと、相当体力を消耗してバイクに入ることが目に見えています。
今週はなんとかスイムの時間を確保します。

まとめ

わたしの現在の計画ですと、強化期の週間TSSが最もきついところを850に設定しています。
したがってレスト週をしっかりとれば、時間的にも体力的にもなんとかTSSを積めそうな見込みを得られたことは収穫です。

今週は週間目標TSSが750なので、バイクでベースを作り、ランも疲労抜きジョグをしながら、スイム負荷を上げる方針でいきます。

残り11週。バイクの調子が復調しつつある時期

CTL(体力)が10増加しましたが、ATL(疲労)も100から110と増加し、疲労がきついなかでのトレーニングとなりました。

予定TSS700に対して、実績868と多目のトレーニング量となりましたが、筋力的には局所的に痛むところもなく、また回復週に入る前の週だったので日曜日のラントレを入れました。

全体計画に対しては、CTLでマイナス5になっており、前半の遅れを概ね取り戻すことができました。
(もちろん、狙ったわけではなく、今後も無理して追いつかせるようなことはしない予定です。)

時間としては13時間弱なので、決して多いとはいえませんが、先週よりも微増しているので良い傾向です。

Bike 278km TSS650  Duration 12:00 平日の距離を伸ばしています

1回に乗る距離をできるだけ30km、時間ないときで20kmにしたので、平日に良いトレーニングができました。
心拍を上げずに出力が上がってきているので、このベーストレーニングは継続予定です。

今週は回復週なので、TSSがあがらないように調整が必要です。
強度は下げたくないので、通勤で自転車に乗る日を半分以下に下げ、乗ったときは短距離高強度にして筋力保持したいと思います。

Run 15.8km TSS104 Duration 1:42 高強度の練習不足

走るタイミングが昼休みとなり、気温が高いので、強度の高い練習ができていません。
しかし、距離だけは少しずつ伸ばせています。

今週は、インターバル走を少し入れてみようと思います。

Swim 3150m TSS114 Duration 1:04 ウォーミングアップが重要であることに気がつく

先週は、しっかりアップが必要という気づきを得ました。
今週は、Swimをメインに練習しようと思います。

残り10週。トレーニングは強化期突入。疲労を常に意識しながら高負荷練習にシフト!

今週はリカバリー週でした。
週間目標TSSを500に設定し、実績537で終了しました。

月曜日と火曜日、土曜日は完全休養としました。

CTLは2上昇、ATLを20ほど下げることができたため、TSBを-19にすることができ、数結果として数値的には良い感じで疲労を抜くことができました。

Bike 2日連続の完全休養はやってはならない

月、火曜日に完全休養したわりには、水曜日のペダリングが重かったです。
今後は2日連続の完全休養はやめようと思います。

一日完全休養か、リカバリーペダリングか迷うところですが、次回からは休養日は 完全休養ではなく、パワーゾーン1の20-30minのリカバリーを行ってみようと思います。

金曜日にリカバリーペダリングを行ったのですが、TSSは30minで10と疲労に影響しないことを確認しました。

数値的な疲労具合と実際の疲労具合は、このような点で違いが出てくるので注意が必要です。

Run 短いインターバル走を実施

RunはTSSが上りやすいので、一日のみトレーニングしました。
短いインターバル走でした。

2km UP
200m max +100m walking を10本
1km Down

Maxは、わたしのZone 7のペースになります。

3:58
4:00
3:43
3:49
3:47
3:55
3:46
3:42
3:36
3:44

1kmなら走れるペースだったはずなのに、残り20mは苦しくなるというスピード力の落ちっぷりでした。

ここ数ヶ月スピード走は全くやっていなかったとはいえ、ここまで落ちているとは思いませんでした。

ロングの場合、このようなスピード域は要らないのですが、高いスピードに慣れておかないと低いスピードの体感強度が下がりません・・・。

スピード練は、週1の予定です。
そのほかは疲労抜きジョグでつなぎ、遅くても距離を踏むようにしなければなりません。

Swim 下半身動作の重要性にきづく

距離と強度を徐々に上げています。
先日2600m泳いだときには、翌日腰がちょっと痛くなりました。

おそらく腹回りでしっかり下半身が支えられていないことが要因と思います。
もう少し体幹意識して泳がないと、3800mが厳しいですね。

キックのダメージも大きいです。
キック練習を再開しました。

本番はウェットスーツを着用できるとはいえ、頼ってはいけません。

長い距離を練習して、弱点中の弱点が浮き彫りになりました。

大臀筋はスイムとバイクで被らないのですが、腸腰筋は被ります・・・。
このままだと、スイムの2ビートキックが後に影響することになってしまいます。

キックのやり方が見直す予定です。

今週の目標TSSは750

Bike

250kmは乗る インターバル走も入れる 高ケイデンス走を入れる

Run

インターバル1回 15km以上1回 それ以外疲労抜きジョグ

Swim

1回あたり1500m以上泳ぐ メインの500mは集中して泳ぐ。 下半身(体幹とキック)は毎回意識して泳ぐ

スクリーンショット 2018 04 02 23 46 14

計画したことをTrainingPeaksに入力すると、TSS1000を超え、ATLも132を超えます。

前回125くらいで結構な疲労を感じたので、体が厳しくなったら休むことにします。

バイクは連続で乗ることにしていますが、朝方にスコールが来るとさすがに乗らないので、その場合は土曜日にロング走をすることにします。

残り9週。 強化期1無事終了。バイクとスイムで多くの知見を得た!

Overall

先週は、予定TSS1011に対して、実績1014と(結果として)びったりになりました。

CTLは12上昇、ATLは35上昇です。
TSBを-55ですが、強化期1終了時とはいえ、少しきつかったかもしれません。
バイクが過剰で、ランとスイムが不足でした。

スクリーンショット 2018 04 09 21 40 05

時間は15時間できましので、十分です。

Bike

平日のしっかり乗れていますし、土曜日の補給確認ライドもうまくいきました。

今のところ、不安材料が最も少ない種目です。

とはいえ、気づきとしては、

・疲れがたまってくると、日ごとのNPが低下してくる
・DHポジションで、高出力を保ちつつ、疲労がたまりにくい、筋力消費しない乗り方がわかった気がする
・わたしの場合、ロング走においてもケイデンスは80-85rpmが心肺・筋力的に最も効率的

となります。

疲れがたまってくると、日ごとのNPが低下してくる

なかなかフレッシュな状態だけでトレーニングするのは難しいです。
かといって、疲労がたまりすぎていても、良いトレーニングでできません。

レストデーの翌日を高負荷にし、その後はできるだけ無理をしない範囲で高出力を保ちつつ、量をこなすのがロング向けのトレーニングですね。

DHポジションでの高出力を保ちつつ、疲労がたまりにくい、筋力消費しない乗り方がわかった!

ノーマルのシィッティングポジションでは比較的楽に、LTペースで走れます。

この力が伝わるペダリングで、DHポジションにできれば、パワーは同程度で空気抵抗がへるわけですから、走行速度は上がるはずです。

しかし、今まで、DHポジションにするとどうも重心の位置やら、姿勢やらに無理があり、なかなかうまく乗れませんでした。

ここ最近、ノーマルでの良い乗り方を維持しつつ、DHの空気抵抗を減らす姿勢を融合でき、楽に走れるようになってきました。

バイク自体のポジションはほとんど変えてません。
ほんのちょっとした違いなんですがね・・・。
これは、また別の記事で書きたいと思います。

わたしの場合、ロング走においてもケイデンスは80-85rpmが心肺・筋力的に最も効率的

まず、わたしはペダリングスキルが高くありません。
だいぶ克服したんですがね。

克服した技術
・片脚ペダリング時、上死点でのカックン現象が起きなくなった
・下死点で踏み込むくせを直した
・最高ケイデンスが184rpmまで出るようになった

こんな感じですので、高ケイデンス低トルク型、例えば95-100rpmレンジにすると、なんだかものすごく疲れます。
そうですねー、30kmくらい走ったら、たとえパワーが低くてもケイデンスを下げたくなるでしょう。

腸腰筋が疲労するとランにも響くので、心地よいケイデンスを見つける必要があります。

ケイデンス60-70くらいで高トルクにすると、筋力負荷の割には、パワー値があまり出ず、逆に今度は体力消耗の割りにはパフォーマンスが低いです。

なので、わたしの場合は常に80-85rpmのケイデンスになるようにギアを変えるのがよいですね。

ちなみに、この最適ケイデンスは人によって違いますから、自分の心地よいケイデンスを見つけてほしいと思います。

ラン

インターバル走と10km走を行ないました。
計20kmと少ないですが、インターバル走では収穫ありましたね。

ひとことでいうと、スピード走はやっておかないと、ゆっくり走るときのフォームも改善されないということです。

スイム

週間では2500m。
予定が未達成になってしまいました。

しかし昨日、1600m泳いだ中で収穫がありました。

前回、2600m泳いだときにちょっと腰が痛くなったのです。
ですので、今回、改善策を仮説してみたんですよ。

そしたら、だいぶ良い状態で練習を終了することができました。

これは一言で言うと、グライド中の腹筋周りの力の入れ具合(腹圧保持)を相当意識したことです。

キックを打つ際、弓のようにして体幹で打つように練習しており、この時に、腰を反らせ、腹筋を弛緩させてから、打つようにしています。
で、この打った後も緩んだままだと、腰も落ちて抵抗になるということで、なんとなく腹筋に力を入れてました。

この「なんとなく」では全然だめだったのです!!

思った以上に腹圧をしっかり入れることで、ひとかきの距離も伸びた(気がする)し、腰も痛まなくなりました。

イメージを伝えると、ノーマルプランクの姿勢が崩れてきて腰が押してくると腰に負担がかかりますよね。
この姿勢のようになっていると腰に負担がかかるんです。

プランクしながらグライドするイメージですね

次回も検証してみます。

バイクとランは、疲れててもなんとか進む技術ができつつあるのですが、スイムはまだそれがうまくできるようになっていません。
これができるようになるとリカバリースイムもできるようになり、軽く2000m 流しスイムができようになるんですよね。

キーとなるのは、「浮く技術」、「ふし浮き技術」になるわけですが、もちろん通常の「ふし浮き」はマスターしました。
しかし、バランスにロバスト性がないんですよね。

つまり、手の位置を少し下ろしたり、少し身体を横に回すだけで沈み始めるんですよ。

これは、泳いでいる最中にも、このアンバランスな状態をキックを打つことでごまかしているため、キック効率が低下していることになります。

ふし浮きでもバランスを取れる範囲を広げる練習をしてみます。
そしたら、泳ぐのが楽になる気がします。

 

残り8週。 強化期2は予定未達!回復週となってしまいました

Overall

予定TSS964に対して、実績537とだいぶ未達になってしまいました。

残り7週。レース2ヶ月前のトレーニング(強化期)

Overall

週間トレーニングの予定と実績確認

先週は、予定TSS850に対して実績879となり予定をクリアしました。

トレーニング時間も15時間くらいとれているのでOKでしょう。

ATP計画の確認

レースに向けた17週トレーニング計画を確認しておきます。


今のところ予定通りです。(左から週間計画TSS、次が実績、CTL予定上昇分、計画CTL、実績CTL)

本来であれば、ロングのCTLはもっと高い数値を目指したほうがよいのですが、わたしは年始に腰痛が出てしまいまして、大幅にスタートが遅れました。

これを取れ戻そうとすると、週間TSSをもっと高くしなければなりません。
そうなると、週間TSSが現実的ではなくなったのです。

ですから、今はレース時で85目標になっています。

ちなみに、週間計画でTSSが1100を越えているのは、きついTSSで設定した場合を計画としていれてあります。
実際には、週間トレーニングの計画分をクリアしたら、無理をしないで休息をとってしまいますね。

CTL、ATLの確認

CTLは7上昇、ATLは23上昇です。

種目別トレーニングバランス

バイクがどうしても多くなってしまいます。
スイムはもう一回増やしたいのですが・・・なかなか時間を工面できず・・・

ランは計画が多すぎたたかもしれません
疲労抜きジョグでもいれておかないといけないのですがね・・・

バイク

平日のしっかり乗れていますし、土曜日の補給確認ライドもうまくいきました。

180kmのBikeは、実際のレースでも問題ない見込みが得られました。
しかし、ランにどれだけの余裕を持ってバイクを終了できるかは不安です。

次回は所定量の補給を持って、150-180km走った後で、ラン20km走って余力を確認しておこうと思います。

ラン

インターバル走6kmとブリックラン5km走を行ないました。
やはりちょっと距離が足りてません。

心肺機能はバイクのトレーニングと兼ねられるのですが、脚力は走らないと向上しませんからね。
今週はできるだけ走るようにします。

スイム

週間では3500m。
予定が未達成になってしまいました。

先週は、前回の気づきを活かして、グライド中の腹筋周りの力の入れ具合(腹圧保持)を相当意識しました。

”キックを打つ際、弓のようにして体幹で打つように練習しており、この時に、腰を反らせ、腹筋を弛緩させてから、打つようにしています。
で、この打った後も緩んだままだと、腰も落ちて抵抗になるということで、なんとなく腹筋に力を入れてました。

この「なんとなく」では全然だめだったのです!!

思った以上に腹圧をしっかり入れることで、ひとかきの距離も伸びた(気がする)し、腰も痛まなくなりました。”

今のところ、これで良さそうです。

 

まとめ

強化期3が無事終了して、今週はリカバリー週。
予定TSSは、TSS 500です。

土日までに疲労をしっかり抜くことができたら、もう一度ロングをするかもしれません。
(あ、いや来週の方がいいかな・・・)

バイク
距離を少なくし、強度を上げてみます。トータルTSSは下げます。

ラン
ゆっくりでもいいので距離を踏むことと、1回はインターバル走を実施

スイム
リカバリースイムの練習、具体的には心拍が上がった状態から、泳ぎながら心拍を下げる練習
200-300を数本泳ぎ、筋持久力を刺激するトレーニングの実施

こんな感じでいきます。

ではでは!

残り6週。回復週はトレーニング負荷を下げるだけでなく休息頻度を増やすことで良い疲労抜きができる!

Overall

目標とするレースまで約1.5ヶ月となり、トレーニングの負荷を下げすぎずに、長い時間動ける体に調整していくことが必要な時期に入ってきました。

予定TSS517に対して実績TSS480となり、予定のトレーニングを行うことができました。(少し未達ですが・・・。)

CTLは3低下しましたが、同時にATLも21下げることができましたので、回復週はうまく過ごすことができました。

今回工夫したことは、全くトレーニングをしない日を3日もとったことです。

平均的に低めのTSSを数日に渡り受けるのと、トレーニングする日としない日にメリハリをつけてトータルのTSSが目標値に達するのでは、休息日の回復の深さが異なります。

回復週は、できるだけトレーニング強度を維持し休息日を普段より多くとることで、パフォーマンスを維持し蓄積した疲労を抜くことができます。

 

バイク

距離を少なくし強度を上げ、トータルTSSは下げる予定を立てていました。

大臀筋、中臀筋に疲労が蓄積していたこともあり、予定通りバイクの負荷をだいぶ下げました。

ラン

下半身の疲れを抜きたかったので、先週はほとんど走りませんでした。

スイム

週間では5100m。また1回のトレーニングで3000mを泳いだ(レスト込み)のは初めてでした。

おかげで少しだけ気が楽に楽になりましたね。
というのも距離への不安がなかなか抜けないからです。

ただただ長い距離を泳ぐことはトレーニングとしては意味がないのですが、この距離なら大丈夫という安心感は得られます。

レースまでに1回は4000m泳いておきたいです。

リカバリースイムの練習(具体的には心拍が上がった状態から、泳ぎながら心拍を下げる練習)もできましたね。この時は3回に1回の息継ぎだと少し辛いので、2回に一回呼吸にすることで心拍を下げることができました。

200-300を数本泳ぎ、筋持久力を刺激するトレーニングを実施しました。
スピードは相当落ちますが、少しずつ高い負荷で長い距離を泳げるようになってきている実感があります。

まとめ

回復週をうまくこなすことができました。

今週の予定TSSは750です。

体の反応が良ければ、もう少し負荷を上げ他の週を下げようと思います。

この3週間が最後の強化期になりますので、オーバートレーニングにならないようにできるだけ負荷を上げていこうと思います。

バイク
距離を少なくし、強度を上げてみます。トータルTSSは下げます。

ラン
距離を踏むことと1回はインターバル走を実施

スイム
200-300mのセットも入れて、筋持久力を刺激するトレーニングの実施

残り4週。レース1ヶ月前からのトレーニング方法について

先々週と先週のトレーニングを計画通り行うことができず、計画よりもCTLが低くなってしまいました。

Overall

予定TSS750に対して実績TSS495となり、大幅にショートしました。

結果的には、CTLは2低下、同時にATLも15下がることになりました。

 

今後のトレーニングについて

今週はなんとか700TSSを積むようにして、その翌週からはパフォーマンス維持に入ろうと思います。

今からどんなに頑張ってもパフォーマンスの向上は望めません。

心肺機能と筋力を落とさないように、そして疲労がたまらないようにトレーニングします。

いくつかの不安事項があるので、それをなんとかこの1ヶ月で確認、実践しておきたいと思います。

スイム

3000mは泳いでいるが、4000mは実施していない
連続で泳ぐ必要はないが、トータルでこの距離を泳いでおく
休憩を挟みながらで良く、その強度は中程度とする

バイク

サドルを交換したので、ポジションをしっかり出しておくこと
チュープラータイヤへのシーラント充填

ラン

30kmを通して走ってないのが不安。やるべきか悩み中
20kmまでに抑えた方がよい気もする

どの種目もほぼペースは決まったので、このレースペースと刺激入れの高強度をまぜながらトレーニングを行い、
疲労を感じたら連続してトレーニングを行わない予定にしていこうと思います。

レースまであと20日!ピーキングとテーパリングの違いは?

先週は予定通り行うことができました。
先々週は思うようにトレーニングをコントロールできませんでしたが・・・。

5月の前半までは計画通りだったのですが、その後のトレーニング負荷をうまく上げられず、CTLが不足してしまいました。

ま、仕方なしということにします。

 

先週のReview

バイクは計画通りにトレーニングできまして、現時点でレースに対して最も不安がありません。
あるとすればパンクでしょうか。

ランはやや不安です。
自分のレースペースは確認できてまして、これは6:30/kmくらいになりそうです。
心拍的には全く問題ない強度設定です。

ただし、強度が低くても、脚の耐性はそうはいきません。
脚づくりがいまいちになってしまいました。

今週は無理のない程度にランを積むようにします。

スイムは満足なトレーニングができました。

3800mをレースペースで通しで泳ぎ切れたことが収穫でした。

こちらに詳細を書いています。

本番は、1900mで一旦陸地に上がることができるので、ここで気持ちをリセットすることもできます。

レースに向けた大きな不安がひとつ払拭できました。

今後のトレーニング

これからの2週間は、レースにおいて自分自身の最高パフォーマンスがでるようにコンディションを調整していかなければなりません。
これをピーキングといいます。

そして、このピーキングを達成するために徐々に練習負荷(時間x強度)を下げていき、蓄積疲労を抜いていくことをテーパリングといいます。

この定義に基づいて、レースまでの計画を立てています。

今後は、このようにTSSを500, 500, 400に落としてレースを迎えます。
レース週はシンガポールから日本への移動や東京から長崎への移動やらで時間の工面も含めて大変です。

しっかり体調を整えないといけません・・・。

この計画トレーニング量ですとCTLは8低下し、おそらくレース当日のCTL(Fitnessは)72と思います。

疲労(ピンクライン)が50より下の状態になれば、当日の調子(Form)は+20以上になるかと思います。

場合によってはもっとトレーニング量を下げるかもしれません。

というのも、数値のことを色々言ってますが、いまから大事なのは疲労をとにかく抜きながら、本番でパフォーマンスがしっかり発揮できるように体調を調整しておくことだからです。

なにぶん初めてで、自分の過去データがないので、自分の体と相談しながらトレーニング負荷を調整していきます。

また、ストレッチなどもしっかり行い、可動範囲が狭くならないようにしておこうと思います。

レースグッズのまとめ、補給食、レースシミュレーション、トラブル対策など頭の整理もしておかないといけませんね。

残り1週。疲労をためず、それでいて刺激を入れるトレーニングのさじ加減

先週は予定通り行うことができました。

先週のReview

全体的に疲労をためることなく、それでいて適度なトレーニングを行うことができました。

バイクは短い距離て高強度、高回転を入れておきました。

ランとスイムはレースペースでゆっくり、たまに高強度を入れるようにしました。

今週もほとんど同じメニューとし、夜にはストレッチも入れて置こうと思います。

今後のトレーニング

実質、今週で調整が終わります。

来週はバイクとスイムのトレーニングがほとんどできないので、ランで体を動かすようにしておきます。

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